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10月14日「みんなの森」第10回全体整備活動報告

恒例の「みんなの森」活動。新型コロナウイルス感染症対策として3年間活動を見合わせておりましたが、今年は4年ぶりに実施しましたので報告致します。

平成23年度から始まった「みんなの森」活動は、新型コロナウイルス感染症対策の中断を経て、今回で第10回を数えました。
令和3年に県有林の命名権の更新を行っていたものの活動はできていなかったので、4年ぶりの森がどうなっているのか、ドキドキしながらいざ現地へ!
草木は元気に育ち、手入れしがいのありそうな森が、私たちを待っていてくれました。
お天気にも恵まれ、久々の森の空気をお腹いっぱい吸い込んで、活動スタートです。
今年も「六丁の目マザーグースこども園」のみなさん18名にご参加いただき、総勢64名での活動となりました。

開会式の後、5つの班に分かれて本日の活動内容を確認です。
宮城県森林インストラクター協会様の指導の下、保育園班は「花苗植え」「崖のぼり」「のこぎり体験」「ミニアスレチック」など、
おとな班は「植樹地の除伐活動」「法面植樹と施肥活動」「モニュメント周辺木の剪定」「崖のぼり用遊歩道づくり」「炊き出し訓練」などを行います。

保育園班の活動は自然観察から。森の中に元気な子どもたちの笑い声が響きます。
めずらしい花や葉っぱの説明を聞いてお面作り。花の苗を植えたり、のこぎりを使って枝を切ってみたりと自然とふれあう体験をしました。
そのあとアスレチックやおとな班が作ってくれた崖のぼりにチャレンジ!全員が無事登頂に成功しました。
森の木を使ったキーホルダーとけん玉作りで、今日のお土産も完成です!
子どももおとなも、普段経験できない活動、遊びを全力で楽しみました。



後日、みんなの森活動当日にお渡しできなかった、かぶと虫の幼虫をマザーグースこども園にお届けしました。
来年の夏、立派なかぶと虫になるように、みんなでがんばって育ててくださいね。



おとな班メンバーは、4年のブランクの間に入社した森活動初心者社員と、ベテラン経験者社員をバランスよく配置して活動を行いました。
「植樹地の除伐活動」ではうっそうとしていた植樹地に陽があたるようになり、木々も嬉しそうです。
「法面植樹」では15本の苗木を新たに植えて、植樹エリアをさらに拡大。若い木々も先輩たちのように大きく育つようたっぷり肥料をあげました。
「モニュメント周辺木の剪定」により、看板周りがスッキリ!剪定した枝は保育園班のけん玉に変身!
「崖のぼり用遊歩道づくり」班は力仕事!子どもたちが遊びやすい崖のぼりと遊歩道ができあがりました。
短時間で見違えるように整備された森を見渡し、大満足のおとな班でした。

さあ、お楽しみのお昼ごはんの時間!今年もみんな大好きカレーライスですよ!
BCM訓練の一環として、備蓄材料を使って行う炊き出し訓練も初めての参加者が多く、がんばったみなさんがお腹いっぱい食べられるように失敗できない!というプレッシャーの中、無事に完ぺきなご飯が炊きあがりました。
おとな用は今年も社会福祉法人「わらしべ舎」が製造・販売しているカレーを提供しました。
4年ぶりのほろほろ手羽元カレー。ご飯もカレーもあっという間に完食!ごちそうさまでした!

久しぶりにみんなの森活動を行うことができ、森の成長も自分がまだ衰えていないことも再確認することができました。
これも継続して活動してきたからこその気づきです。続けていくことの大切さ、自然の素晴らしさを実感しています。

私たち鈴木工業株式会社は地域に根を下ろす地場企業として、
今後も「みんなの森」活動を通じて自然環境への意識・関心を高め、
日々の事業活動における環境負荷の低減に尽力して参ります。
ご協力、ご協賛を頂いた皆様、大変ありがとうございました。

この森林整備活動によって樹木の成長が確保され、温暖化防止に寄与するCO2の吸収量は、年間約30tが見込まれております。